KAZUの世界

春馬さんが亡くなってから春馬さんのファンになった者です。

カッコ良かった「根性なし!」と渡米前のボイトレ

カッコ良かった「根性なし!」

 

「キンキーブーツ」のオーディションに受かった時、春馬さんの歌はまだまだ粗削りだったと、斉藤先生は書いています。

 

ボイトレの先生から見れば、春馬さんの歌は粗削りなんでしょうね。

 

でも、素人の私からすると、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」の時の「根性なし!」のあの荒削りの歌が好きなんです。

 

あの時は17歳ですから、「キンキーブーツ」のオーディションに受かった頃よりもっと荒削りですが、なぜだかわかりませんが凄く好きなんです。

 

あの歌は、高音もそんなに出ていないけれど、とても一所懸命で若い頃の一途さがよく出ていて、そして、春馬さんの人生そのものをあらわしているような歌詞で、聞いているととても愛おしい気持ちになってくるので、毎日聞いています。

 

あの映画の撮影のスタッフなのか、春馬さんと仲間の3人でギターを弾いて歌っている、その時のスタッフだったかよく覚えていないのですが、あのギターを弾いて歌っている春馬さんはミュージシャンになっていると言っている人がいました。

 

本当!めっちゃかっこいいです!!

 

 

  

 

 

渡米前のボイトレ

 

春馬さんは、ボイストレーニングのために一カ月間NYに来るように、と提案されました。

 

シンディローパーパーソナルトレーナーが、稽古をしてくれるというのです。

 

最高ですね、春馬さんの夢の実現にまた一歩進みました。

 

テキストも、もらっていたようです。

 

そのテキストを春馬さんが斉藤先生に見せましたが、春馬さんは譜面が難しくて自分一人ではできそうにない、と斉藤先生にお願いをします。

 

私はボイストレーナーの先生って、どんなところが必要なんだろうと思っていたら、この本を読んでいるとボイストレーニングの先生の凄さがわかりますし、何度も書きますが、春馬さんは斉藤先生がボイストレーニングの先生でよかったなぁと思います。

 

そのテキストは15ページあり、基礎スケールの音符がぎっしり書き込まれていました。

 

斉藤先生から見ても、NYに行く前にびっしりのスケジュールの春馬さんには、とても大変な宿題だと思ったと書いてあります。

 

春馬さん、いなくなるまでの間、あの事務所でハードスケジュールをこなしていても、月給制だったと春馬さんが言っていましたから、仕事量を考えると安月給だったんですね。

 

しかも、ボイトレの先生の月謝は自腹です。

 

昔、春馬さんと一緒にテレビに出て売り出していた親友とか言われていたあの偉そうな俳優は、ちょっとだけ仕事をして春馬さんよりずっと高いお金をもらっていたとか……

 

最近あの顔を見ると、天狗になっている裸の王様そのものの顔に見えます。