KAZUの世界

春馬さんが亡くなってから春馬さんのファンになった者です。

MFで春馬さんが歌った「Not My Father's Son」と春馬さんのボイストレーナーの先生が出版する春馬さんの本

MFで春馬さんが歌った「Not My Father's Son」での涙

 

18日は、26回目の春馬さんの月命日でした。

 

最近、春馬さんのことを書いたコメントを見ました。

 

春馬さんがフジテレビの「ミュージックフェア」に出演した時に歌っていた「Not My Father's Son」ですが、彼は「キンキーブーツ」の挿入歌を歌うのはこれが最後だとわかっていたから、今までとは違って英語で歌っていたと、コメントをしている人がいました。

 

それを読んで私は、ハッとしました。

 

そういえばそうかもしれない、そのコメントをした人は何と読みが深い人なんでしょう。

 

春馬さんは「Not My Father's Sun」を歌いながら、ひとしずくの涙を流します。

 

この一滴の涙は、しばらく春馬さんファンの間で話題になっていました。

 

自分とお母さんのことを思い出しての涙だという人や、作中のローラが父親の期待に応えられなかった自分の苦しみを想って流した涙だという人など、コメント欄では盛り上がっていました。

 

私もどちらかというと、後者のローラになりきった春馬さんが流した涙だと思っていましたし、春馬さんからはそれに対して何も答えはありませんでした。

 

今にして思えば、あの時はすでに事務所をやめるならローラを取り上げると言われ、春馬さんは覚悟をしていたのではないかと考えました。

 

そして、これがローラとしてと言うか、この時はサイモンですね。

 

「キンキーブーツ」の作中の歌を公の場で歌えるのが最後だという思いだったのではないかと考えました。

 

だから、声も「キンキーブーツ」の舞台では出さない声ですよね。

 

声楽風に歌って、透き通った透明感のある美しい声で、そして英語バージョンで「Not My Father's Sun」を歌っています。

 

春馬さんの中では、ああこれで「キンキーブーツ」の作中の歌を公共の電波で歌えるのは最後だと思って、思わず涙が流れたのではないかと考えました。

 

春馬さんに聞くと、大きくうなずいていました。

 

マイクを持つ手が小刻みに震えています。

 

でもさすがにプロです、声は震えていません。

 

この時の春馬さん、何度見直してもやっぱり、春馬さんは痩せてスーツがゆるく感じます。

 

春馬さんがファンの前から姿を消してから2年たっても、新しい発見がありますので、春馬さんへの想いは消えません。

 

あらためて、春馬さんはどれほど辛かっただろう、事務所はなんてひどいんだろうと思い、風化させてはならないと心を引き締めました。

 

 

  

 

 

春馬さんのボイストレーナーの先生が出版する春馬さんの本

 

春馬さんのボイストレーナーである斉藤かおる先生が「春馬君との〝未来の雑談”~三浦春馬の勉強ノート~」という本が出版されたようです。

 

私も最近までは、この斉藤先生の本の出版に対してあまり好感をもっていませんでしたが、ネットで、その内容が記事として一部載っていたので読みました。

 

春馬さんの恋愛の部分ではなく、春馬さんが同じミュージカル俳優の浦井健治さんから紹介されて斉藤先生のもとを訪れた時のことを書いてありました。

 

俳優仲間の間では、自分が教わっている先生を紹介するという事は、ほとんどないのだそうですが、「春馬は別格だから」と言って、浦井健治さんは自分が教わっている斉藤かおる先生を紹介してくれたそうです。

 

斉藤先生の話では、初めて斉藤先生の教室にあらわれた春馬さんは機嫌が悪かったと書いてあります。

 

と言いますか、緊張で顔がこわばっていたようですが、先生には不機嫌に見えたようです。

 

そんなことを読んでいるうちに、何となく斉藤先生の人柄のようなものを感じました。

 

以前もっていた斉藤先生への良くない感情が、どこかに行ってしまいました。

 

この先生の本なら、買って読んでみようかなと思えるようになりました。

 

もし買ったら、ここに感想などを書いてみたい℃思います。