KAZUの世界

春馬さんが亡くなってから春馬さんのファンになった者です。

MUSIC FAIR『キンキーブーツ』より「Not my father's son」と『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド~汚れなき瞳』より「恐れないで」とポール・スミスのアンバサダー

 MUSIC FAIR  『キンキーブーツ』より「Not My Father's Son」

         『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド~汚れなき瞳』より

         「恐れないで」-生田絵梨花と 

 

この「Not My Father's Son」と 「恐れないで」は、今でも動画を保存をして毎日見ています。

 

この頃の春馬さんを見ていると、来ているスーツがぶかぶかなのです。

私がまだ春馬さんが芸能界でひどいいじめパワハラを受けているとは知らない頃から、あまりに痩せていることが気になっていました。

 

そのうちに春馬さんが、ひどいガスライディングにあっていたという事を知りました。

でも、私が見ている動画がいつのものか、わかりませんでした。

 

『キンキーブーツ』の中の「Not My Father's Son」を歌っている最中に、春馬さんが涙をひとしずく流しました。

 

そして、よく見るとマイクを持っている手がかすかにふるえているのです。

さすがプロです、声は震えていませんでした。

 

ズーッと気になっていました。

涙の意味を、手が震えている意味を。

役の中のローラになりきってなのか、また別の意味があるのか……

 

今思えば、この頃はスケジュールを詰め込まれて、いっぱいいっぱいだっただろうに、歌ではない時、トークの時は普通の春馬さんなのです。

 

『キンキーブーツ』での「Not My Father's Son」と、この MUSIC FAIRに出演した時の「Not My Father's Son」を歌っている時の声が全く違います。

 

最初、番組で歌っている時の春馬さんの声が、声楽を習っていたのではないか、というくらい透き通って透明感のある美しい声で、思わず聞き入ってしまいました。

 

今でも大好きな声です。

後で知ったのですが、やはり東京芸大の先生だったと思いますが、声楽を習っていたそうです。

 

正直『キンキーブーツ』でこの声で歌えばいいのにと思いましたが、やはり舞台での声は統一しなければいけないのでしょうね。

あまりに声が違うと違和感がありますものね。

 

『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド~汚れなき瞳』より「恐れないで」を生田絵梨花さんと歌っていますが、この声も「Not My Father's Son」の時と同じ、声楽のような声で、生田絵梨花さんの、澄み切った美しい声とよく合っていました。

 

とてもお似合いでした。

この時もとても痩せていると思いましたが、亡くなるころにはもっと痩せていたのですよね……

 

考えると本当に悲しく、やるせないです。

 

 

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  ポール・スミス メンズブランドアンバサダー

 

このポール・スミス メンズブランドアンバサダーの撮影の動画を以前に何回か見たことがあります。

 

最初に見た時は、春馬さんが色んな洋服を着てやっぱり何を着てもかっこいいし、着こなしているなぁ、とうっとりして見ていました。

 

そのうち、ポール・スミスのメンズアンバサダーをしていたという事を知りましたが、知った当時は、その仕事を受けての撮影とか、モデルになってランウェイを歩いているのを見て、まだポール・スミスのアンバサダーと結びついていませんでした。

 

知ってから一年ほど過ぎてから、アンバサダーのお仕事と、撮影とランウェイを歩いている春馬さんが結び付きました。

 

こうやって見ると、春馬さんという人は今までやったことのないことをやってみたいと、常に新しいことに挑戦をしていたという事を、改めて感心しました。

 

その後、何かで知りましたが、春馬さんを見かけたポール・スミスが「誰?」とすぐに聞いてきたそうです。

 

それって、何かわかる気がします。

春馬さんは、私は生前直接見たことはありませんが、そこにいるだけでオーラがあって気になる人だろうと想像します。

 

写真や動画を見ているだけでも、オーラを感じるから実際は凄いだろうと思います。

ポール・スミスのアンバサダーの撮影で、白人のスタッフだろうと思うのですが、一緒に写った写真が何枚かありました。

 

たいてい東洋人が、白人と一緒に映ると見劣りがすることが多いのに、春馬さんは逆でした。

白人の中で、一番輝いていました。

これは、私の偏った見方だけではないと思います。

 

でも、本人はそれかっこいいわれることがけっこう辛かった時期もあっただろうと思います。

 

端から見れば、そういうこと自体が何て贅沢な、と思われがちですが、伊集院光さんにそういうことを言われ続けて、けっこう嫌だった時期がなかったのか、と聞かれてやっぱり一時もっと他の言い方がないのか、と思った時期があったと素直に言っていました。

 

確かにそうだと思います。

かっこいい、とか素敵とか、いい男だと言われて、それを返すのって結構気を使うと思いますし、外見だけでなく内面や仕事ぶりを見てほしいと思うと思います。

 

それでも、そういわれることはありがたいことだと、ちゃんといえる春馬さんはやっぱりすごい人だと思います。