KAZUの世界

春馬さんが亡くなってから春馬さんのファンになった者です。

「世界一受けたい授業」とシングル「Night Diver」リリース「You」スタジオセッション「Night Diver」初回限定版DVDに収録

世界一受けたい授業

 

何という事でしょう、私は春馬さんが亡くなったことを書いていませんでした。

 

春馬さんは、「世界一受けたい授業」の放送のわずか2週間後に亡くなっていました。

あの収録がいつだったのかわかりませんが、いつも元気はつらつで笑顔が素敵な春馬さんではありませんでした。

 

あの動画を初めてみた頃は、まだ春馬さんがいこんなにひどいガスライディングを受けていたという事実を、全く知らなかった私ですら、春馬さんの元気がないことがわかるくらいでした。

 

春馬さんのインスタライブかな(?)で、長崎ちゃんぽんを良く元気よく吹いていた春馬さんが、あの番組では拭いても音が出ないくらい、力が亡くなっていました。

 

驚きです。

そして、時々横腹に手を当てていました。

 

今思えば、あんな状態だったら、本来は事務所が病院に連れていくとかするべき場面のはずですが、あの事務所は逆に、自分の事務所の俳優を冷遇をしていました。

 

私達が知っただけでも、沢山のガスライディングがあります。

おそらくは、私達が知らないだけで、春馬さんだけが気がついているものを入れると相当数あると思います。

 

あらためて事務所の変態ぶりと、春馬さんの並外れた強さを感じます。

 

 

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春馬さんの出演した作品等を書き終わったら、亡くなった春馬さんと話した事を書こうと思っています。

 

 

シングル「Night Diver」リリース

      「YOU」(スタジオセッション)

       「Night Diver」初回限定版DVDに収録

 

春馬さんの「Night Diver」を、とても褒めている人がいます。

私は春馬さんのことに関して、気に入った記事などを見ると、保存をしています。

保存した中に、その褒めている人の記事がありました。

 

以下は、褒めている人の記事です。

 

アレンジがめちゃめちゃカッコよくないか。

 トロピカルハウスっぽくもあり、K-POP風っぽい感じもあるEDM。

このアレンジを聴いて「あぁ、本気だったんだな。」と思った。

 

 最近やたらと多い、ちょっとばかし歌が上手い風の俳優のそれとは一線を画す。

申し訳ないけど、ああいう片手間にやってるような人たちに、この曲は無理かもしれない。

 

これは「俳優の三浦春馬」ではなくて「シンガーでありダンサーでもある三浦春馬」への、ジャンル的には三浦大知君に近いような、本気の歌い手向けの曲だ。

 

春馬君ならできる。

 春馬君ならハイクオリティの作品が作れる。

 

「俳優」だけではない、「歌手」としてもトップに行けるぞ!って、これをセカンドシングルにブッ込んできた、春馬君とそのスタッフの意気込みというか、攻めの姿勢が伺える。

 

きっと素直な彼の事だから、この曲を初めて聴いた時に「カッコいいですね!」って喜んだであろう。

 

出来れば、スピーカーなら大きめの音量か、イヤホンとかヘッドホンとかでも聴いてみてほしい。 よく聞くと、ところどころに彼の息遣いの音も入っているから、そこもキャッチしてほしい。

 

 厚みのあるベース、スティールパンとかティンパニーっぽいリズムパターン、速いビートに丁寧に載せた春馬君のハイトーンの歌声が絶妙に合い、なぜか夏の夜っぽさが醸し出される不思議。

 

 蒸し暑い夏の夜、夏休みが終わったらどうなるのかな、終わりたくないな、みたいな、閉塞感への嫌悪、開放感への恐怖みたいな、そんなイメージ。

 

春馬君、この曲、すごいカッコいいよ!

ダンスで、このコンテンポラリーなダンス。

 

こんなにしなやかに踊れるんですよ、春馬君は。

 ドラマでしか彼を観たことない人はびっくりするだろう。

 

大きな振りは、コレオグラファーの人に付けてもらうんだろうけど、細かいアドリブっぽい振りは、恐らく、自分発信なのだろう。

 

彼は俳優だし、ミュージカルの経験もあるから、自分がどう映るか、見えるかわかっている。

 

演じる時と同じように、一つ一つに意味を理解して、考えながら踊っている。

 というか、半ば、演じているような感じもする。

 

レベルが高い。 何度も言って悪いけど、歌ウマ俳優のそれとは違う。

 Mステとかのライブ用の振りもちゃんと練習していたんだろう。

テレビでバッキバキに踊って歌う春馬君を観たかった。

 

どちらかと言えばだけれども、俳優の時の春馬君よりも、歌って踊ってる時の春馬君の方が好きだな。

このMVの撮影時にも、彼の心中がどうであったかわからない。

 

しかし、どうであっても、妥協を許さない、目指す所が高い、丁寧に作り上げていった、そういうパフォーマンスだった。

 

 春馬君、貴方は素晴らしい。

ここまで出来る人は、他に思い当たらない。

 

だからこそ、「どうして?ねぇ?」そんな思いが、歌詞にもあるように、私の頭の中で、ループループループループする。

 

何度もこのMVを眺め、やっぱり、何でいなくなっちゃったんだよと、やりきれない思いはまだ残り続ける。

 

 まだまだ彼のご冥福をお祈りできるような心の準備は整わない。

でも、こんなに春馬君は一つ一つの作品に向き合い取り組んできたんだ。

 彼の渾身の作品なんだ。

 

 最高の表現者、エンターテイナーがいた事はこの先も伝えていきたいと思うように、少しだけ前向きな気持ちにはなれた。

ということを、数週間前にYouTubeでこのMVを観ながら思った。

 

次に思ったのは、これは何か形で手元に残さねばならないということ。

 サブスクリプションじゃダメだ。

 

7YouTubeじゃダメだ。即座にAma○onで予約した。

初回限定盤のCD+DVDを、しかも、A○azon限定のクリアファイルの付いたやつ。

 

もはや、春馬君の物は全部欲しい。

 それで届いたのが、上の写真のヤツ。

 

CDを現物で買ったの、何年振りだろう。

しかも、音楽系のDVDなんて、10年位買ってない。

でも、これは買わずにはいられなかった。

 

 この作品は、単に春馬君のファンだけでなく、音楽好き、ダンス好きの、耳や目の肥えた人達の期待にも応えられる作品だと思う。

 

これからも多くの人の目に触れてほしい。

それくらい、とても美しい作品に仕上がっている。

 

ぜひ、CDを買うなり、配信ダウンロードするなり、サブスクなりで聴いてみて欲しい。

前の記事「三浦春馬と私。」にも書いたように、そんなに熱心なファンではなかった私だけど、訃報に接してからで遅かったかもしれないけど、1カ月強の間、沢山の春馬君の作品を観た。

 

その数々の作品を観るにつれ、彼が一つ一つの役に向き合い、丁寧に取り組んできたことを知る。

 

それを経て、このMVに辿り着いて観て、さらに、別記事「三浦春馬作品レビュー MV「YOU Studio Session」/ 「Documentary of Night Diver」(「ONE」「YOU & I」のレビュー含む)」にもあるように、レコーディングやMV撮影時のドキュメンタリー映像からもわかることは、三浦春馬という人は、本当に真摯で一生懸命な人なのだということ。

 

春馬君は、30歳で自らこの世から去った悲しい俳優、ではない。

30歳までに携わった作品の全てが最高で、演じて歌って踊れもした最高の俳優で、そんな彼が太く、深く、濃い人生を超ダッシュで走り切ったんだと思えるようになった。

 

これらは春馬君、貴方の生きた証。 人なので、気持ちは行ったり来たりはするものだから、また落ち込んだりはするかもしれない。

 

でも、少しは前向きに考えられるようにもなったのは良かったかも。

 春馬君、元気くれてるよ。

「Documentary of Night Diver」「Night Diver」のレコーディング、MV撮影、そのカップリング曲「ONE」と「YOU & I」のレコーディング、上の「YOU Studio Session」のMV撮影時の模様を記したドキュメンタリー。

 

テ○ビ番組での歌唱時の、カメラでの抜かれ方を考えて、サビの部分の振りをどうするか春馬君自ら提案していたりして、ちゃんとこの先、この曲をテ○ビ番組で歌うつもりがあったんじゃないですかと、そんな将来のことを貴方言ってるじゃないですか、何でよと、この後貴方に何が起こったの?と、またやるせなさが募る。

 

歌詞の一つ一つのフレーズも、発音の仕方、リズムの取り方、どう表現すればどう伝わるか、丁寧に気を付けながら歌ってる。

「Night Diver」のPV撮影が終わって、濡れた白シャツから透けて見える、春馬君の身体は細く感じた。

 

春馬君は「素晴らしい仕事しちゃったな!」って言っていた。

本当にその通りだと思うけど、リリース待たずに貴方はいなくなってしまった。

 

「とにかく、がむしゃらにやらせてもらいます。」 がむしゃらじゃなくてもいいから、生きていてほしかったよ。🍀

 

時々これを読むんですが、涙が出てきます。

この方が言うように、がむしゃらじゃなくてもいいから、生きていてほしかったですね。