KAZUの世界

春馬さんが亡くなってから春馬さんのファンになった者です。

2013年はターニングポイント

「キンキーブーツ」との出会い

 

2013年は、春馬さんにとっては人生のターニングポイントの年でした。

「永遠の0」のほかに、2013年は「キンキーブーツ」との出会いの年でもありました。

 

「キンキーブーツ」をブロードウエイで観劇した時は、雷に打たれたようなショックを受けたと言っています。

 

「キンキーブーツ」のテーマは、6つあります。

1、真実を追いかけること

2、新しいことを学ぶこと

3、自分を受け入れ、他人も受け入れること

4、愛を輝かせること

5、プライドを輝かせること

6、自分が変われば世界が変わる

です。

 

春馬さんは、この年以降は、この6つを実践していたように思います。

そして、彼は自分の中のものを解放していったように感じます。

 

春馬さんは、今まで自分の中で思うところはいっぱいあったのでしょう。

周囲に合わせて、愛想笑いをしている自分が嫌だった、と言っていました。

 

少年の頃からの彼が一貫しているのが、ウソをつきたくないと言っていました。

実際に質問に答える時、いかに真実に近く伝えるか、という事を考えながら言葉を選んでいました。

 

それから数年すると、春馬さんは自分に嘘をつかず、相手や周囲を思いやる生きる術を身につけ、気持ちの切り替えも早くなり、生きていくことをとても楽しんでいるようにみえました。

実際自分でも自分の中にため込むことなく、今を楽しく生きていると言っていました。

 

春馬さんの仕事は、芝居にしろ歌にしろダンスにしろ全てが大勢の人の力で、つくりあげていくものです。

春馬さんはそういうことがよくわかっていたのでしょう。

 

全員がいいものを作り上げようという意識があるとないとでは、作品の出来上がりが違ってきます。

 

春馬さんは、よりよい作品を作り上げたいという意識が強かったので、その場の雰囲気を自分から良くしようと、頑張っていたことを色んな人が言っています。

 

特にそれを感じるのが、アメリカから配信された「キンキーブーツ」の動画です。

その中で、アメリカ人のスタッフの人達が、春馬さんのすばらしさを語っています。

 

特に振付師のラスティー・モアリー氏が、春馬さんのすばらしさを力説しています。

彼は、春馬さんのことが本当に大好きだったようです。

動画の中で、彼が春馬さんがいかに素晴らしい人だったか、という事を力説しているうちに涙目になってきます。

 

その証拠に、春馬さんと一緒にいる写真には、彼は常に春馬さんの隣にいます。

そして、彼は今でも自分のSNSに春馬さんに関連したものを発信しているようです。

 

本当に残念ですが、今の日本の芸能界で、春馬さんのことを思っている人は沢山いると思うのですが、ラスティー・モアリー氏のように率直に春馬さんへの想いを発信する人はいないのです。

というか、発信したくてもできないのでしょうが……

 

 

 

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2013年から変わる春馬さん

 

「キンキーブーツ」を観劇してからの春馬さんは、自分の想いを隠すことをやめたんだと思います。

 

だから、「永遠の0」に出演したことで、日本のために命を懸けて戦ってくださった方々に、畏敬の念と感謝の気持ちを伝えるために、靖国神社に堂々と参拝しに行きたかったし、貫き通したかったのだと思います。

 

以前にも春馬さんの靖国神社参拝を書きました。

あれから考えたら、他の靖国神社参拝をした人は仕事を干されているのに、春馬さんは干されていないんですね。

 

それだけ春馬さんには、断っても断っても仕事の依頼がひっきりなしに来ていたのでしょう。

 

たぶん、あの事務所が断っていないはずがないから、たぶん断っていたのでしょうが、断っても次から次へと仕事の依頼が来て、仕事を干すことができないので、翌年(2014年)からファンクラブの閉鎖や、毎年作っていたカレンダー作成をやめたりしたんでしょうね。

 

これは私の想像ですが……