「小豆色はおばあちゃんの湯たんぽの色よ」
春馬さんの想い
私は自分の想いの中で、話したい人と話すことがあります。
春馬さんが亡くなって数日してから、私は春馬さんと話しました。
春馬さんは一時苦しそうでしたが、私と話す頃はだんだん穏やかな感じになっていました。
それからは、私が見ている動画を静かに一緒に私の右肩の後ろで見ている感じでした。
こちらから春馬さんに何も聞きませんでした。
きっと言いたくなれば、彼のから言ってくれるだろうから、と思っていましたので。
そんな日が続いていましたが、T〇Sのあのドラマが始まりました。
春馬さんは、自分の歌やダンス、芝居を今まではにこやかに静かに一緒に見ていた
のに、私があのドラマを見ようとすると、テレビを見ようとしないのです。
背を向けてしまうのです。
でも、私に見るな、とは言いません。
やっぱりあのドラマは、春馬さんにとっては辛かったのでしょうね。
「小豆色はおばあちゃんの湯たんぽの色よ」
ローラはエンジェルスを従えて、チャーリーの工場にやってきて、チャーリーの作ったブーツはダサイと一喝します。
「小豆色はおばあちゃんの湯たんぽの色よ」と「ブーツは赤でなくてはいけない」といいます。
そして、エンジェルスたちと「Sex Is In The Heel」を踊りながら歌います。
この場面もめっちゃかっこいいのです。
ブルーのミニのワンピースをきて、おそろいのブルーの帽子がとても似合っています。
そして、ピンヒールです。
これだけのことをするなんて大変なんでしょうが、大変なんて微塵も感じさせずに、軽やかにセクシーに歌い踊ります。
はるまローラというのはなぜかどの場面でも色気たっぷりなのに、いやらしさがなく美しく品があるのです。
これはどこの国のローラにもないローラなのです。
春馬さんが亡くなってから春馬さんの魅力に気がつき、春馬さんの写真は辛くて見られないのに、「キンキーブーツ」と「Night Diver」だけは何故か安心して見ることができました。
というより、嬉々としてみていました。
春馬さんが亡くなって知った春馬さんの魅力に取りつかれてから10ヵ月、毎日飽きもせず一日10回以上は見たり聞いたりしています。
でも、未だに飽きていません。
今まで好きだったアーティストとタイプが全く違うのに、自分でもびっくりするくらい飽きないのです。
見たり聞いていることが当たり前になっている毎日のせいか、出かけてしばらくの間見たり聞いたりできないと、イライラしている自分がいます。
帰宅して、春馬さんの歌を見て聞くとイライラが消えています。
はるま中毒なのでしょうか。