ローラとエンジェルス
辛かった春馬さん
あのドラマは、一回二回と進んでいきましたが、春馬さんは背を向けたままでした。
私は春馬さんに「辛かったんだね」と言ったら、春馬さんの目から涙が溢れ出て止まらなくなってしまいました。
それから春馬さんは、丸一日以上泣き続けていました。
それから春馬さんは、少しづつ話し始めました。
とてもつらかったといい、あのドラマは断り続けていたそうです。
なぜか断っても断っても、事務所はあのドラマに出演することを勧めてきたといいます。
春馬さんに「春馬さんが主役に決まっていた大河ドラマは、後輩に回したのに?」と言うと、うなずいていました。
この話は、証拠も何もありません。
春馬さんと私の想いの中でのやり取りです。
想像の中での話だ、と受け取っていただいても結構です。
当分の間、春馬さんとのやり取りと、キンキーブーツのことを書きたいと思います。
キンキーブーツは、私が大好きなので書きたいと思います。
ローラとエンジェルス
この場面は、前回と重なる記事になりますので、
嫌な方はスルーしてください。
ローラ一人だけでなく、エンジェルスたちの6人もの人たちを従えて、ノーサンプトンのチャーリーの工場にやってきました。
そして、チャーリーが渾身の傑作と思っているブーツを見た途端に、ローラははっきりとだめだしをします。
チャーリーが「フットボールチームもなぎ倒せるくらい丈夫なブーツだよ」というと、ローラは「コサックダンスが躍れればそれでいいというの」と、はっきり拒否をします。
そして、ローラは工場の従業員に「あんたたちこんなのはいて出かけたいと思う?」
赤でなくてはいけないといいます。
その時、ドンが「あんたなら似合うよ」といいます。
その辺から、ドンと工場の従業員対ローラの対立が始まります。
そして、エンジェルスたちと考えたブーツのデザインの絵を見せます。
「Sex In The HeeI 」をローラは、エンジェルスたちと歌い踊ります。
ローラたちの考えたデザインの絵を見て、工場長が「面白い」と食いつきます。
丈夫なパーツを使えば大丈夫だと工場長が言います。
ローラたちが考えたデザインの絵を見て、初めはピンヒールは……というチャーリーですが、工場長の丈夫なパーツを使えば大丈夫だ、という言葉ですっかりその気になります。
私は一時エンジェルスが気になって、ステージのエンジェルスと稽古場での動画を見て誰がどの人か見比べていました。
すっぴんの稽古でのエンジェルスと、お化粧をして綺麗になったエンジェルスとでは、全くの別人なので、わかるまでずいぶん時間がかかりました。
その時間がまた楽しかったのです。