KAZUの世界

春馬さんが亡くなってから春馬さんのファンになった者です。

春馬さんが舞台を好きなわけと春馬さんは緊張していた

春馬さんが舞台を好きなわけ

 

春馬さんと浦井健治さんは「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」(2012~13)という、劇団☆新感線の舞台で初めて出会ったのだそうです。

 

斉藤先生の本には、二人は意気投合したようです、とありますが、その感じは「僕たちの時代」の動画を見るとよくわかります。

 

もう、お互いを認め合っているという感じがします。

 

舞台というのは、舞台の本番一か月少し前あたりから稽古が始まり、そこからほぼ毎日のようにお昼から夜遅くまで続くのだそうです。

 

そして千秋楽の日までずっと一緒にいる仲間となるそうです。

 

舞台はシーンが触れ合わなくても、稽古場ではその演技を何度も見ることができるそうです。

 

春馬さんと浦井健治さんはお互いを信頼し、深い縁を結び真の友情が生まれたようです。

 

そういう事を知ると、舞台というのは演者さんたちやスタッフさんたちとの一体感や結びつきが強くなるでしょうね。

 

春馬さんが舞台を中心にしていきたい、とよく言っていた理由がわかります。

 

春馬さんは常により良い作品をつくりたい、という思いが強い人だったから、芝居というのは演者さんとスタッフさんたち全員で作り上げるものだから、お互いのコミュニケーションがとれ、仲間意識があるとグンと作品レベルが向上するところが好きだったのかもしれません。

 

実際、「キンキーブーツ」のアメリカ人スタッフが、春馬さんが「キンキーブーツ」の他の出演者の意識を高めたというようなことを言っていました。

 

「わかりました、大事な仲間の三浦春馬君、大切に教えていくね」

 

そういって、斉藤先生は浦井健治さんとの電話を切りました。

 

 

  

 

 

春馬さんは緊張していた

 

浦井健治さんの紹介で、LINEのグループトークがつくられました。

 

LINEで春馬さんと斉藤先生は、挨拶をします。

 

その一週間後に、春馬さんはレッスンのために斉藤先生の自宅に行きます。

 

春馬さんはLINEでも、斉藤先生の自宅でもとても緊張をしていたようです。

 

でも、その緊張も浦井健治さんのおかげで、少しほぐれていたようです。

 

私はこういう記事を読むと、春馬さんて不思議な人だと思うのです。

 

ボイトレの先生に初めてのLINEでも、最初のレッスンでもとても緊張している感じだとありますが、たぶん自分でも何をやるにもハードルが高かっただろうに、それなのに春馬さんというひとはとても行動力があります。

 

緊張しやすい人って、自分の緊張しやすいタイプだと思うと、しり込みをすると思うのですが、春馬さんという人は反対なんですよね。

 

これがまた春馬さんの魅力でもありますが。

 

「キンキーブーツ」のローラの役を射止めるために、アメリカに渡ったり、春馬さんの行動力を見ると、自分の緊張ををどうやってコントロールをしていたんだろう、とつい私は深読みをしてしまいます。