春馬さんは特別な生徒と共演者をとても大切にした春馬さん
春馬さんは特別な生徒
「キンキーブーツ」の舞台でのキャストの皆さんは、ほとんどの人が長い時間の人も短い時間の人もほとんどの人が、ピンヒールのブーツを履いています。
特にローラとエンジェルスの皆さんが、長い時間ピンヒールを履きます。
だから、脚への負担は半端ないようです。
脚のケアのためにヒールで踊った後は、バケツに入った氷水でアイシングをしていたといいます。
これはブロードウェイチームからも、言われていたことだそうです。
毎日の公演ですから、春馬さんは注意されたこと以上に、脚のケアを大切にしていたといいます。
当然ケアグッズが増えて、春馬さんの楽屋は健康グッズのお店のようだったと言います。
舞台の終盤には、稽古を録音するレコーダーもハイレゾ仕様に新調していて、ヘッドホンまで買っていたそうです。
斉藤先生、春馬さんの楽屋でそのグッズを見て楽しそうに話をしていたのではないかと想像してしまいました。
自分が教えている生徒が、世界的に有名なミュージカルの主演を続けている、って嬉しいでしょうね。
やっぱり斉藤先生にとって、春馬さんは特別な生徒だったんだろうと思います。
共演者をとても大切にした春馬さん
斉藤先生から見た「キンキーブーツ」のキャストの皆さんは、とても仲が良かったようです。
ブロードウェイチームのメンバーも言っていました。
春馬さんが、チームのメンバーのレベルを引き上げたと。
たぶん、キャストのメンバーの仲が良く、お互いを認め合っていたからこそ、お互いを高めあってよりよい舞台になっていったのでしょう。
何より残念なのは、もうその舞台を見ることができないことです。
新旧の「キンキーブーツ」の舞台を見た人の本心を、聞いてみたいものです。
私の曇った心が言っています。
主役の一人が違うだけで、他のキャストは全員同じだという事ですから、逆に一人が入れ替わるだけで、どれほどの違いが出るのか……と。
私って、意地が悪いのかも……
斉藤先生が書いています。
まじめさを認めあったから、あの素敵なステージが出来上がっていったのでしょう。
靴工場の仲間たち、エンジェルスのみんな、全ての演者達が、のびのびとした面持ちで舞台の上で看過したりふざけたり団結したりして見えるのは、稽古場の雰囲気こそがしも支えしてくれるものです。
関係性が本物だと、舞台が終了した後も時々集まってご飯を食べたり、共演者の舞台を一緒に見に行ったりするものなのですが、エンジェルスたちと春馬君も、そういう関係をずっと持ち続けていました。
春馬さんは、いつも共演者との関係をとても大事にしていたのは、より良い舞台や映画ドラマをつくり上げるには、絶対必要だと感じていたからでしょう。
ブロードウェイスタッフとも仲が良かったようですね。