英会話の習得法と遺書のようなものがあったという報道のからくり
英会話の習得法
斉藤先生は、春馬さんに「キンキーブーツ」の譜面を渡して、歌詞を読んでみるように言いました。
春馬さんが歌詞を朗読している間に、斉藤先生は2つの表を用意しました。
国際音声記号の表と、舌先のポジションのカラー表です。
後者は、異なる言葉や音をどのように発音するかイラストで表現したものでした。
「今回は日本語で歌うから、英語の発音は一見関係ないと思うでしょうけれど、英語の歌を練習すると歌がうまくなるって聞いたことない?」
「聞いたことがあるかも」
私は初めて知りました。
中国語は、イントネーションを上げ下げするだけでも変わるのだそうです。
そして、子音の発音もたくさんあって息を大量に使うから、お腹の支えがないと続かないのだそうです。
だから、中国語が腹式呼吸だそうです。
これも初めて知りました。
「英語の発音も、もっと舌の位置や聞き分けられる耳をつくったら良くなるし、勉強ノートも文法よりまずは発音記号をきっちり書き出すほうが会話習得が気っと早いです」
と斉藤先生に言われました。
「初めはちょっと面倒かもしれないけれど中国語から比べたら、若いからすぐ耳ができると思います。下が柔らかくなって歌も上手くなるし一石二鳥かな?」
「頑張ります」
春馬さん、頑張りました。
頑張った結果、現地に住む人も舌を巻くほどうまくなりました。
遺書のようなものがあったという報道のからくり
春馬さんがいなくなった後、遺書のようなものがあったと報道され、後に事務所がひっそりとなかったと発表したのですが、その遺書のようなものとは春馬さんの役者ノートでした。
最初、春馬さんがノートにいろんなことを書きこんでいたという事を知った時、私は若いのにスマホにメモではなくノートに書いていたんだ、と驚きました。
この本を読んだときに、英語でも日記でも仕事のメモでも、何でも書くノーをト持ち歩いておくよう勧めたのが斉藤先生だと知り納得しました。
斉藤先生曰く、携帯のメモ機能も便利ですが、やはり紙とペンを使わないと記憶に深くは残らないということでした。
結局この後にひっそりと遺書はなかったと発表したことで、ファンの間では知られていても、一般の人には最初のインパクトが強いため、遺書のようなものがあったという事は、遺書があったという風に記憶される可能性が高いのでしょう。
こういう事もすべて、人の心理をわかったうえでの確信犯なのでしょう。
事務所は、成功とにんまりしていたのでしょうが、春馬さんファンはそんなわけにはいきません。
しつこいです。
春馬さんファンをなめんなよ!